学童に預けても宿題してこない!
ごきげんよう、紫藤ひめり(@come2traveling)です。
学童でたくさん時間があったはずなのに家に帰ってから勉強道具を出し始める子どもを見て、
時間がないのにこれから宿題?!
となるご家庭があるのではないかと思います。
学童が勉強をさせないからだ、となる理由も分かるのですが実は子どもにも理由があることが多いです。
今回は子どもが学童保育で勉強をしない理由とその解決のヒントについてまとめました。
この記事で分かることは以下の通り。
・子どもが勉強をしない理由「ママと勉強したいから」「分からないから」「したくないから」
子どもが勉強をしない理由を理解し、解決する手立てが必要。
・学童で宿題をしないことについて、職員の声かけは「他人事」。保護者の家庭での呼びかけや子どもとの話し合いの時間を作ることも大切。
学童で有意義な時間を過ごしてほしいご家庭はぜひ参考にしてみてくださいね♪
学童保育はどんなところ?
学童保育は、保護者が就労等により昼間家庭にいない小学生を対象にした生活の場です。
支援員の自立支援のもと、集団生活の場なのでみんなで一緒に行動をすることが基本です。
食事、勉強、本読み、遊びなど、時間割に沿って過ごしていくことになります。
また、子どもの自立=子どもが自発的にしたいことを見つけることとして位置付けているので、時間割の決められた内容の中で、子ども自身がしたいことを自分たちで選んで行くことになります。
学童の勉強時間って何?
学童保育は『子どもが自発的にしたいことを見つける場』。
つまり、「勉強」の時間といっても個人のしたい勉強をすることになるため、学校の宿題、塾のプリント、ドリルなどをする子もいれば、絵日記、本読み、イメージトレーニング(?)をする子もいます。
絵日記については1時間絵を描いているだけの子も見られます汗
それでも、子どもたちにとっては『立派な勉強』。
支援員はその様子を尊重し、見守るということになります。
注意してほしいのは、子どもが自発的にしたいことをする場なら、何をしてもいいというわけではありません。
例えば、しゃべる、寝転がる、おもちゃで遊ぶ…などは「勉強」ではありませんよね。
勉強時間として適切ではないことをしていた時に支援員が声をかけ、自分でできる「勉強」を考えさせ、実際に落ち着いて活動できるように支援をしていくことになります。
つまり、学童保育は「勉強」時間に何をするかについて声かけはできますが、強要させることはできないのです。
話をしながらでも勉強してればいいでしょ!
おもちゃで遊ぶのも勉強!
迷惑をかけなければ寝転がっててもいいじゃん。
というご意見も実際ありましたが、勉強時間の過ごし方は「学校と同じ」方法にしている学童施設がほとんどなので、ここでも見送らせていただきます。
寝ながらじゃないと勉強できない、そばにお気に入りの本が無いといけない、等の個別配慮が必要な方は一度支援員にご相談くださいね。
子どもが勉強をしない理由
実際に勉強時間がどうしても嫌だという子どもたちに話を聞いてみると、
分からないから
したくないから
とのこと。
したくない、分からないと言われてしまうと学童保育は塾ではなく、強要や指導はできないので、勉強時間をどう過ごすのかを考えてもらうしかありません。
しかし、「帰ってからママと勉強したい」という理由についてはご家庭での話し合い等が必要になってくるように思います。
学童で宿題をするには
学童で宿題をしないと、
時間がないのにこれから宿題?!
となるご家庭があるのではないかと思います。
支援員も「宿題あるならやろうね」と声かけはしているのですが、強要はできないのでしないならばもうお手上げ状態です。
そのことについて
なんで勉強させないんですか!
と意見が寄せられることもしょっちゅう。
支援員は所せん他人なので、他人からの言葉は子どもたちも一方的に言われていると思いがち。
やりたくないことを他人に強制されても納得できませんよね。
もし、学童で宿題をしてきてもらいたい場合は、保護者のお力も必要だと思います。
なぜ宿題をしてきてほしいのか、学童で勉強を頑張る約束など、子どもと一度話してみると、さすがに他人事ではないと思うはず。
ぜひ一度話をする時間を作ってみてください。
学童で宿題をしてほしい!お家での声かけと支援員に共有してみて
今回は子どもが学童保育で勉強をしない理由とその解決ヒントについてまとめました。
ぜひご家庭で勉強することの大切さや宿題をしてほしい理由など話をする場を作ってみてくださいね♪
また、勉強時間の過ごし方について話をした、ということを支援員にも情報共有をしていただけると、子どもに合う見守り方や学習意欲が上がる良いアイデアが見つかるかもしれません。
支援員は勉強を手伝ったり隣に寄り添ってあげる等の個別対応はできませんが、適切な声かけをすることはできます。
ただ、それでも「やりたくない」と言われたら塾ではないので勉強の強要ができない点はご了承くださいね。
・学童保育は『子どもが自発的にしたいことを見つける場』のため、「勉強」の時間は個人が勉強にふさわしいと思うことをする。塾ではないので強要や指導はできない。
・子どもが勉強をしない理由「ママと勉強したいから」「分からないから」「したくないから」
子どもが勉強をしない理由を理解し、解決する手立てが必要。
・学童で宿題をしないことについて、職員の声かけは「他人事」。保護者の家庭での呼びかけや子どもとの話し合いの時間を作ることも大切。
それでは。