【資格なし高卒OK】学童保育・放課後児童クラブの先生採用要件とは

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学童保育の先生ってどうやってなるの?受験資格は?

ひめり
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経験か資格があれば学歴関係なく採用試験に受験できます。

 ごきげんよう、紫藤ひめり(@come2traveling)です。

 共働きの家庭が一般的となり、コロナ禍でも、医療従事者や公共交通機関で働くご家庭のために、学童保育や放課後児童クラブは必要不可欠の立ち位置でした。

 そんなエッセンシャルワーカーである学童保育や放課後児童クラブの職員は支援員と呼ばれ、日々コロナ対策をしながら運営と子どもたちの健全なる育成の支援をしています。

 コロナ禍や利用者の増加により、学童施設はとても重要な立ち位置にあるのですが、支援員の人手は足りていないため、「社会貢献がしたい」や「子ども関係の仕事がしたい」方には実は穴場だったりするのです。

 ここでは、学童保育・放課後児童クラブの先生採用要件や試験内容について解説します。

要件を満たせば無資格・中卒/高卒でも放課後児童支援員にはなれる

 支援員になるには各地域で行われる放課後児童支援員採用試験に合格することが必要です。

 試験内容は主に子ども関連や自分の経験についての作文、適性検査、場面指導、面接などがあります。

ひめり
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場面指導とは教員採用試験でも行われる試験内容の一つで、子どもや保護者のトラブルについて面接官の前で実演し、適切な対応力、指導力を見せるものです。
演劇をするわけではないですが、棒読みになるので私は苦手です…

 年に1回の教員採用試験とは違って、放課後児童支援員採用試験は年に2回~3回あるので、受験チャンスは多い方ですが、受験人数が少ないため、常に人手不足なのが現状です。

なんで受験機会はたくさんあるのに受験人数が少ないの?

 実は、中学校を卒業していれば支援員になることはできますが、採用試験を受験するためにいくつか条件があります。

 条件は、簡単にまとめると以下の通り。

①学童施設で必要な資格を持っている。

②大学や大学院で特定の学部や学科を卒業した。(または、卒業見込である)

数年間、児童福祉事業や放課後児童健全育成事業に類似した事業での実務経験がある。

 これらどれか一つに該当している方のみが採用試験に受験することができるのです。

資格も経験もない高卒はどうすればいいの?

 大丈夫。現段階で受験資格が無くても学童施設のパートやアルバイト等で実務経験を積めば、数年後には③に該当し採用試験を受験することができるようになります。

学童保育・放課後児童クラブ支援員に必要な資格

 支援員の受験資格は先ほどザっと簡単にご説明しました。

 放課後児童支援員採用試験の受験資格の詳細は以下の通りです。

 実際の受験資格詳細は難しい表現でもっと細かく記載されていますが、大まかに分けると上記4パターンということ。

 支援員採用試験を受験する方は、どれかのパターンに当てはまる必要があります。

 また、最近は異動が可能で、かつスマホ操作やパソコン業務が可能な職員が求められています。

 ①~④に該当していることを前提に、どこでも通勤が可能で、WordやExcelの基本操作ができ、スマホやタブレットも使いこなすことができる方が優遇されているのが現状です。

 情報化社会に伴って、紙の事務が減り、保護者とのやり取りも電子化してきました。

 便利な反面、電子機器を使いこなせない保護者に向けてスマホ教室を開くなどしているため、支援員の仕事が多様で複雑化していることも人手不足になる理由になっているように思います。

ひめり
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このようなデジタル社会に沿った仕事内容に変化していることは、書かれていない支援員募集要項の方がまだまだ多いです。

 電子機器操作に不安がある方は、パートやアルバイトで実務経験を積みながら、支援員の仕事を見たり、使用する電子機器に触れさせてもらったりしてもいいと思います。

 パソコン業務は検索すれば全部出てくるような内容ばかりなので、日ごろインターネットをしている方なら大丈夫だと思います。

放課後児童支援員認定資格が必須

 支援員として採用され、学童施設で働くことになっても、支援員として働き続けるには、放課後児童支援員認定資格が必要になります。

 放課後児童支援員認定資格を取得するには、「放課後児童支援員認定資格研修」という研修を修了しなければなりません。

 ただ、こちらの資格は、支援員として働きながら研修を受けることができます。

ひめり
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放課後児童支援員認定資格は支援員採用試験に合格してから取得することをおすすめします。

その理由はこちらの記事で解説をしています。

学童保育・クラブの先生の必要要件!放課後児童支援員認定資格研修とは
「放課後児童支援員認定資格研修」は学童や放課後児童クラブの支援員になるために必要な研修です。研修に参加をするには学歴不問ではありますが、各種免許や児童への支援経験が必要です。効率的でおすすめの研修参加方法や支援員を目指す方法について解説しています。

学童保育・放課後児童クラブの支援員は充実したお仕事です

①学童施設で必要な資格を持っている。

②大学や大学院で特定の学部や学科を卒業した。(または、卒業見込である)

数年間、児童福祉事業や放課後児童健全育成事業に類似した事業での実務経験がある。

 ①~③のいずれかに該当し、さらに運転免許を持っていて、WordやExcelができる、スマホやタブレットも使いこなせる方が支援員採用試験で優遇される。

 支援員として働き続けるには、「放課後児童支援員認定資格研修」という研修を修了し、放課後児童支援員認定資格を取得すしなければならない。

 エッセンシャルワーカーである支援員は、とても重要な立ち位置にあるのですが、職員数が足りていないため、「社会貢献がしたい」「子ども関係の仕事がしたい」方には穴場のお仕事。

 学童保育のお仕事に興味がある方は、求人サイトで検索してみてください。

 正社員、パート、アルバイトそれぞれ掲載されていることがありますよ!

 もちろん無資格・未経験OKも多いです。

 また、シゴトinでは、採用時にお祝い金がもらえる場合があるので、要チェックです。

 公式サイトはこちらからどうぞ。

 大変だけど感謝もされることも多い支援員というお仕事に興味がある方はぜひ、検討してみてくださいね!

 それでは。

プロフィール

子どもの頃からの夢である絵に携わるお仕事が諦めきれず、教育業界からイラストレーターになることを決意。ロリータを愛し、乙女を着飾る作品を多く制作。趣味はゲームと海外旅行。小学校/中学校/放課後児童支援員/学芸員の資格を取得。

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