保育士は何が大変なの?
この疑問に答えていきます。
ごきげんよう、紫藤ひめり(@come2traveling)です。
保育士は子ども達が将来なりたいお仕事として大人気。
優しくて笑顔な先生になりたいから、みんなで楽しめる行事を考えてみたいから、と保育士はキラキラで明るいイメージを持っている子が多いです。
でも、実際は辞める人が多く、保育現場は常に人手不足。
何がそんなに大変でつらいのでしょうか。
この記事で分かることはこれらの大変さ。
・保護者対応が大変
・人間関係が辛い
・悪口ばかり
・ペアの先生と合わないとつらい
・行事を考える
・在宅勤務がある
・事務の量が多い
ここでは教育・保育どちらも見てきたイラストレーター紫藤ひめりが実際に保育士として働く友人、先輩たちの愚痴を毎回聞くので、そのリアルな本音をまとめました。
かなり生々しいので将来、保育士になりたい方は参考までに見てみてください。
保育士は激務で辛い?
保育士のお仕事は、子どもの保育をするだけではありません。
おたよりなどの事務やお金を管理する会計事務、行事を考えたり園内を明るく飾ったり、さらには地域との連携や小学校への情報提供など、多岐にわたります。
また、親子関係などをよく観察し、パパやママの相談相手や育児支援などにも関わっています。
それぞれ保育士は役割分担をしてお仕事をしているのですが、共働き家庭が増えたことで保育園を利用する家庭も増加、その分だけ入園や卒園に関する手続きや保育する子どもの数も増えるため、保育士1人あたりの仕事量が増加しているとのこと。
こんなにも激務な保育士ですが、土曜保育もあるため、体が休まらないのが現状です。
子どもが大好きな方なら保育士は天職ですが、あまりにも事務が多すぎて何の仕事をしているのか分からなくなることがあるそうです。
保護者対応が大変
保育園は子どもがまだ小さくて幼いため、『自分の子どもが最も可愛くて最も正しい』と思いがちで、盲目な保護者が多い点が特徴です。
なので、子どもの話を100%信じ、保育園にクレームを入れる保護者が多いのが現状。
怒られたくない子どもが嘘をついていたとしても、
うちの子が嘘をついていると言うんですか!?
と火に油を注ぐ事態になったり、事実がどんどん歪んだりしてしまうこともあります。
気持ちはとてもよく分かるのですが、保護者対応をしている身としては勘弁してほしいですよね…
また、保育園に過度な期待をし、全てを任せる保護者も最近多いとのこと。
人間関係が辛い
保育士は人との関わりを大切にするお仕事です。
子ども、保護者、先輩、後輩…と保育園の中だけでも様々な立場の人と関わっていかなければなりません。
それがつらいと感じてしまうかもしれません。
とくに、上下関係に厳しい職場だと気疲れの原因に。
保育士は、園内だけの閉鎖された空間でお仕事をするので、一度職員の人間関係がこじれると修復がとても難しいんです。
保育園によっては異動がありますが、異動すると新たな人間関係を築かなければならないので、それも大変です。
ただ、異動がある保育園は、異動先での人間関係づくりは疲れますが、職場環境をリセットできる点はある意味メリットとも言えます。
悪口ばかりで辛い
これはもうどの職種でもある事なので仕方ないというのはありますが、保育園では先輩を中心に悪口ばかり言っている人がいるとのこと。
あっという間に職場中に広まり、すぐに居心地が悪くなってしまうとか。
嫌なことはしない、と指導している立場の人こそが嫌なことをしているというのは、本当に残念な気持ちになりますよね…。
ペアの先生と合わない
保育園では、1つのクラスを主任、副任、パートさんで見ていくのですが、子どもたちへの指示出しや運営は主任と副任の先生方のお仕事です。
そのペアが合わないと、運営も一苦労なんだとか。
そのクラスに合った運営をしていかなければならないのに、その話し合いができないのはとても大変なんです。
行事を考えること
保育園は年齢ごとにクラス担任制ではありますが、行事担当になると全クラスの行事を考えなくてはならないとのこと。
それぞれの興味関心や成長に合わせてイベントの内容を1〜2人の先生だけで考えていくのは大変ですよね。
それぞれのクラスの見学をする余裕が無いから、担当していないクラスの行事は想像で進めていくんですって。
事務の量が多い
保育士の事務は、おたより作成などをするパソコン業務と、おやつやプレゼントの発注などの会計事務、施設整備等の安全点検事務、入園手続きや卒アル作成などの発注事務といった日々の業務を、子どもの保育をしながら並行して進めています。
役割分担で仕事をしますが、1人あたりの仕事量が多すぎて苦痛に感じる方が多いとのこと。
利用する子どもの数が多いと、連絡帳を書く量も増えるので、なおさら事務まで手が回らなくなります。
特に春は進級、卒園と入園、異動や分担決めで大忙しだそうです。
在宅勤務があること
勤務中は個人情報を扱う事務や取引先との連絡をし、おたよりなどの事務は家でやることがあるんだとか。
壁面飾りやピアノの練習なども家でやることだから、と暗黙の了解になっている職場があるそうです。
事務が多い保育士ですが、仕事分担に偏りがあり、後輩にほとんどの事務を押しつけている職場がこのような実態になりがちとのこと。
「〇〇先生が大活躍できるような分担にするね!」といったような、保育士独特の優しい言い回しを使って、新人先生に間違ったやる気を出させているんだとか。
保育士になりたいけど辛い職場を避けたい!
保育士は子ども達が将来なりたいお仕事として大人気。
でも、常に人手不足なのは、以下の理由があるから。
・保護者対応が大変
・人間関係が辛い
・悪口ばかり
・ペアの先生と合わないとつらい
・行事を考える
・在宅勤務がある
・事務の量が多い
保育士は人手が足りないので、免許とやる気があれば採用されやすいお仕事です。
でも、先ほど紹介したような辛い職場環境は避けたいのは事実。
仕事量は仕方ないですが、一緒に困難を乗り越えていけるような人間関係が良い職場で、事務仕事を片付けられたら素敵ですよね!
・激務だけどお互い助け合える
・ペアの先生と協力して運営できる
・行事を考える時に分からないところを聞きにいける
・事務が平等に分担されるため、在宅勤務が必要なほど役割分担が偏らない
職場の人間関係がいいと、分からないところは聞きやすいし、仕事分担もフェア。困っていたら助け合えるから就職するときに人間関係を重視している方は多いよね。
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