春から大学生!単位?履修登録?授業が始まるまでの流れがよく分からない!
その疑問答えます。
ごきげんよう、紫藤ひめり(@come2traveling)です。
実は時間割作りはコツと履修登録の締め切りさえ分かれば割と簡単にできるものです。
総単位数190を履修して卒業した紫藤ひめりが、大学生活をスタートする新1年生向けに履修登録(時間割づくり)の流れをまとめました。
この記事では、初めて履修登録をする大学1年生向けに、導入で用語解説もしていきます。
授業開始までの流れを知っているかいないかでは、時間割づくりに大きく影響するので、この記事を読んで、大学生活のスタートダッシュをきりましょう!
大学によって制度やルールは様々なので、あくまでも一般的な参考として履修登録のイメージを固めてくださいね!
単位とは
単位とは、授業で決められた基準を合格すると与えられる証明のこと。
もっと砕いて言うと、「その授業で身に付けてほしい内容を身に付けた証明」です。
この単位を四年制大学は大体128前後取得しないと卒業できません。
単位を取得するには計画的な履修登録を進めていかなければならないのです。
履修登録とは
履修登録とは「自分で時間割を組むこと」です。
卒業するために必要な科目を受けていなかったり、単位が足りない場合は進級、卒業ができなくなってしまうので、履修登録は慎重に進めていかなければならないのです。
大学1年生の授業開始までの流れ
大学を入学後、あなたは様々なオリエンテーションを受けて頭を悩ませることと思います。
入学式後から授業開始までの簡単な流れは以下の通り。
大体こんな感じ。2年生以上は春休み中に履修登録を済ませているので余裕をもって時間割を検討していると思いますが、1年生はそうもいきません。
全く分からない状況の中、3日程度で時間割を決めなければいけませんからね。
新1年生の履修登録期間はオリエンテーション終了後~授業が始まって1週間程度がほとんど。
その期間を過ぎてしまうと時間割を変更することができなくなってしまうため、入学して最初の2週間は履修登録に全集中しましょう。
大学のカリキュラムについて
まず履修登録を始めるにあたって、自分の大学のカリキュラムを確認しましょう。
自分の通う大学は2学期制か、または4学期制かによって大幅に履修登録の考え方が変わってしまうので、注意が必要です。
2学期制の場合
前期と後期に分かれている場合がこのパターンです。夏休みを境に前期と後期が分かれるといった1年の流れとなっています。
履修登録期間は、前期分は春休み中、後期分は夏休み中です。
年に2回しか履修登録ができないため、登録し忘れた講義があったり講義を登録し過ぎて忙しくなったりしても、半年間は時間割の変更ができません。
じっくり長期的に授業を行うため、実習がある学部などはこのパターンが多いです。
登録期間が長期休み中なので、履修登録をすっぽかしやすいので注意しましょう。
履修登録をすっぽかしたら大学生活はまず詰みます。履修登録開始期間は手帳に書き込んでおくのがいいです。
クォーター制 (ターム制)
前期を第1タームと第2タームで、後期を第3タームと第4タームで分けている場合がこのパターンです。
1つの授業が週に何度かあり、短期的に履修します。
履修登録期間は、2学期制と同じか、タームが終わるごと(テストが終わった直後)です。
タームが終わるごとの場合は年に4回履修登録をする必要があります。
4学期制は、タームごとで区切られ、4回新しい時間割を作るため、自由度が高いことが特徴です。
例えば、後期に海外留学に行くために、前期(第1タームと第2ターム)に時間割を調整することや、第4タームは真冬で絶対起きられる自信がないため、第3タームまでに講義を入れまくることなどが可能となります。
必須科目が冬限定で開講される場合は我慢して履修しましょう。
履修登録の流れ
おおよその履修登録の流れは以下の通りやっていけば問題ありません。
①環境を整える
履修登録ができるネット環境や必要なアイテムを準備します。
②学生要覧を見て必要な科目の確認
オリエンテーションでもらう学生要覧は卒業までに必要な単位などが記載されています。これを読んで履修登録を進めていきます。
③時間割を組み立て、学務情報システムに登録する
授業科目一覧表やシラバスで必要な講義を探していき、時間割を考えます。
④実際に講義を受けてみる
時間割通りのスケジュールで講義に出席してみましょう。
⑤時間割を調整する
授業を受けてみた体感や周りからの情報をもとに時間割の変更をすることができます。
⑥時間割の完成!
次週から本格的な授業が始まります。
学生要覧を見て大体の大学のカリキュラムを知ることがまずは重要!必要な単位数などを理解した上で履修登録を進めましょう。
知り合いがいなくても履修登録を相談する方法
履修登録を進めてめていく中で疑問点がいくつか思い浮かぶ方も多いと思います。
友人や知り合いの先輩がいれば心強いのですが、知らない土地で一人暮らしの学生の中には知り合いを作る余裕もなく履修登録が始まった方もいるのではないでしょうか。
ここではそのような方向けの履修登録について相談する方法をご紹介します。
新入生サポートセンターを利用する
毎年春から夏にかけて有志の先輩大学生がサポートセンターを設置しています。
自分たちの授業の空きコマ時間にボランティアとして活躍する先輩方で、履修登録のみならず大学生の過ごし方や大学案内など、幅広く新入生をサポートしてくれるのが特徴です。
ただ、宣伝効果が薄いため、どこで開催されているのかや、サポート自体の存在に気づきにくいのが難点です。
新入生のみならず履修登録について相談したい方は、こちらも有志のボランティアで履修登録期間に開催される履修登録相談センターに駆け込むこともオススメです。
部活・サークル見学会に行く
多くの部活では新入生を部員に入れるため、活動の説明会の他、大学生活の様々な有益情報を発信しています。
履修登録相談会などを開催する部活動も多いため、その日を狙って履修登録の相談に行きましょう。
履修登録相談会は、同じ学部・学科の先輩がいればラッキーですし、いなくても組んでみた時間割の添削やアドバイスをしてもらえるので、部活探し、大学の雰囲気を感じることも踏まえて一度履修登録相談会に足を運んでみてもいいでしょう。
楽しく雑談やお菓子を食べながら参考になる話を聞くことができますし、相談会後に無料でサークルのご飯会に招待されることもあります。
ただ、注意してほしいのが、履修登録相談会は前期、または第1タームの内容のみの相談になります。あくまでも履修登録のやり方を覚えるといった内容です。
また、自身が単位不足で留年寸前にも関わらず自己流の方法を教えている先輩もいます。
貴重な留年体験談を聞くことができるかもしれませんが、怪しい先輩の情報を鵜呑みにしすぎないことも大切です。
指導教員に相談する
自分の指導教授に聞くことで卒業までの確実な情報を得ることができます。
ただ、難しい単語で説明されて分からずじまいになってしまう、教授陣も分からない場合もあるのでその場合は学務に聞いた方が早いです。
…これは私の学科だけの話かもしれないですね。
履修登録の流れを確認したら、本格的に授業を考えてみよう!
時間割作りはコツと履修登録の締め切りさえ分かれば割と簡単にイメージできます。
ここでは、用語解説も含めて、大学生活をスタートする新1年生向けに履修登録(時間割づくり)の流れをまとめました。
こちらの記事では、実際に履修登録の進め方を解説しているので、合わせてどうぞ。
履修登録について知っているかいないかでは、時間割づくりに大きく影響するので、続きを読んで、大学生活のスタートダッシュをきりましょう!
用語は大学によって様々だとは思いますが、考え方はほぼ共通ですので参考になれば幸いです。
この記事でのまとめは以下の通り。
・履修登録とは「自分で時間割を組むこと」。
・自分の大学が「二学期制」か「ターム制」かを把握する。
・新1年生の履修登録期間はオリエンテーション終了後~授業が始まって1週間程度がほとんどで、その期間を過ぎてしまうと時間割を変更することができない。
・まずは学生要覧を見て大体の大学のカリキュラムを理解し、時間割を作る。
・知り合いがいなくても、サポートセンターや部活動見学で履修登録のアドバイスを受けることができる。
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素敵な大学生活になることを心から応援しています。
それでは。