時間割作ってるけど不安…履修登録のコツってあるのかな?
この不安に答えていきます。
ごきげんよう、紫藤ひめり(@come2traveling)です。
時間割作りはコツさえ分かれば簡単にできるものです。
ですが、本当にその時間割でいいのか不安になりますよね。
全部しっかりとっていても不安になるので、あまり気にしなくても大丈夫だと思いますけどね。
この記事では、そんな心配を軽減させたり、履修登録で失敗しにくいコツをお伝えします。
最後まで読んだときには、ゆっくり確実に履修登録ができるようになっているのではないでしょうか。
履修登録の用語や方法は大学によって様々なので、ガイダンスや学生要覧等で調べることは必須です。
あくまでも一般的な参考として履修登録のイメージを固めてくださいね!
履修登録のやり方や注意点は、前回のこちらの記事を参考にしてくださいね!
この記事で分かることは以下の通り。
・苦しくない時間割を作るためのシラバスを読み込むコツがある。
・授業を入れ過ぎたり、空けすぎたりしない。
・履修登録は期間初日に始める。
・教養科目は、1年生のうちに少し余分に取り切る。
・卒業要件を満たす時間割づくりを考えることが最優先
・長期休みの時に単位数の見直し、1年生の夏に4年間の時間割を考えること。
履修登録で失敗しないコツ
ここでは、履修登録で絶対に外してはいけない作業を紹介します。
①学生要覧を読み込む
学生要覧で自分の学科のページを読み込むことは、超重要です。
学生要覧とは、あなたが大学を卒業するために必要な科目や単位数などが全て書いてある攻略本。
取るべき授業や単位数などが全て載っている、絶対に捨ててはいけない本です。
専門科目はこんな感じで具体的な授業名が載っているので、その通りに履修すれば問題なしです。
大学によって様々な名称がありますが、教養科目と呼ばれる科目には、指定の科目はほぼないので専門科目のようなリストはないですが、どれくらい単位を取る必要があるのか数字が書いてありますので、その数字を少し越えるくらい授業を取っていけば大丈夫です。
専門科目ではなく、教養科目の「体育実技」を授業科目一覧表などで探します。
すると、いくつか「体育実技」の授業が見つかるはずなので、その中から自分が所属する学科の「体育実技」を探して履修しましょう。
学生要覧は、何度も見ることになるので必要なページに付箋を貼っておくのがオススメ。
②シラバスの最低限を読む
シラバスは、今年度開講される講義の詳細が載っているもの。
シラバスで絶対確認しなければならないことは以下の通り。
・授業がある曜日と時間
・登録条件
その講義が行われる学期、曜日、時間を把握しておかないとそもそも時間割を作ることはできません。
また、とくに注意してもらいたいですが、登録条件に該当していない場合は、どんなに良い成績を取っても単位をもらうことができません。
この詳細はこちらの記事をご覧ください。
③正しい履修登録ができているか必ず確認をする
履修登録をした直後と、履修登録期間終了前に、改めて自分が履修予定の科目が時間割に表示されているか確認しておくことが大切です。
聴講表で登録した講義が反映されていない、取り消し表を出した講義が残っている、登録したはずの講義が無い、見覚えのない講義が登録されている、などがあった場合は履修登録期間内に修正や学務に問い合わせましょう。
取り消されていないことに気づかず過ごし、成績に0点の講義がついた、テストまで受けたのに単位がもらえなかった、等のミスを防止しましょう。
苦しくない時間割をつくるコツ
シラバスは先述した通り、授業の詳細が全て書かれているものです。
つまり、シラバスを読んで履修する授業を選んでいくこととなります。
ここでは、「課題が多すぎてつらい!」とか「毎日授業が多くて大変!」といったことにならないような履修登録のコツをご紹介します。
シラバスに書かれている、授業内容や学習の到達目標なども授業を選ぶ上で判断材料にはなるのですが、それよりも重要な項目を紹介します。
先ほどの最低限の項目+以下の項目だけを見ていけば、時間割づくりが簡単にできる、無駄につらい授業内容を避けることができるのではないでしょうか。
持ち物(使用テキスト)
教科書を購入する必要があるのかどうかです。
実技系の授業の場合は絵の具セットや工具などの準備が必要になります。
音楽の授業で一人暮らしの友人はリコーダーを買わされてました。
授業形態
見るポイントは2か所。
1つ目は対面授業かオンライン授業かを確認しておくことです。
オンライン授業の場合はわざわざ大学に行く必要がありません。
しかし、同じ曜日に対面授業とオンライン授業がある場合、パソコンを持ち歩いて大学に行く必要が出てくるので、それが嫌な方は授業形態をチェックしておきましょう。
2つ目は負担の大きさについてです。
初回の授業の時に教えてもらえるはずなので読み飛ばしても大丈夫ですが、負担の大きい授業かどうかを見極める判断材料にはなります。
例1)基本的にオンラインだけの授業となります。
例2)グループワークが主体です。
例3)近くの小学校で授業をしてもらいます。
例4)〇〇県の博物館施設の見学に行きます。
例5)能楽堂で鑑賞会をします。グループでの実演もあります。
個人の感じ取り方は様々なのでどれが負担の大きいものなのかは伏せますが、授業内容に納得した上で時間割を作るといいでしょう。
逆に負担の大きい講義はみんなが避けるので、興味がある内容だった場合はねらい目だったりします。
評価方法
単位をとる上で重要な部分です。勉強時間や課題など、どこに重きを置けばよいのかが分かります。
評価方法によって負担の大きさが全く異なるので必ず確認しておきましょう。
(書き方例と過ごし方例)
例1)出席と毎回のレポート課題で評価します。
→毎回課題が出る。最終課題が無い場合が多い。出席率も評価になるため休まないこと。
例2)最終レポートで評価します。
→テスト代わりにレポートが出る。学びの集大成レベルのレポートを書かなければならない。
例3)テストとレポートで評価をします。
→どちらも頑張る必要があるが、点数は配分されるため、かなり酷い出来でなければ大丈夫。
例4)成果物で評価します。
→作品提出や発表で見られる評価方法。あまり酷い点数が付くことは少ないと思うが締め切りに関して厳しい印象がある。
例5)テストで評価します。欠席した数だけ点数が減ります。
→出席は当たり前という考え方。休んだら罪。
評価方法が、全てがテストだった!全てがレポートだった!ということを避けたい人もいると思います。
時間割づくりの段階で評価方法から取捨選択していくことも負担を減らす戦略になるでしょう。
出席については、特に記載がなければ欠席4回まではセーフです。
評価方法が①や⑤の場合は4回欠席できるとはいえ、単位のために出席しましょう。
授業を入れ過ぎない・空けすぎない
授業の時間は、多くの大学で1コマ90分です。
なので、授業と授業の間を空けすぎると、3時間以上暇になってしまうことがあるのです。
よほど忙しい学科でなければ隙間を空けすぎない方がいいでしょう。
逆に忙しい学科の方は、3時間以上意図的に間が空けて、課題や勉強時間に充てる有効活用してもいいかも。私も1限と5限だけ授業を入れてあえて大学に居座る時間割を作ってました(笑)
また、同じ曜日に授業を詰めすぎることも、休むことができなくて大変です。
同じ曜日に授業を詰めすぎると、それぞれの授業で出た課題の締め切りが全て同じ日になったりすることもあるのです。
結果、昼食は移動中の10分休みに取るしかなくて忙しかったです。
また、3つの授業で毎週課題が出るため、それぞれ提出場所が違くて締め切りギリギリに駆け込み提出するハードすぎる月曜日を半年過ごしたことがあります。
なるべく、別の曜日に授業を分散して、負担を減らしましょう。
体感で最もストレスフリーな時間割は、1日1~3コマ程度でした。
履修登録は期間初日に入れる
履修登録を履修登録期間初めに行うメリットは以下の通りです。
②余裕をもって登録ができるため、操作ミスが少なくなる。
③人気のある講義は聴講許可が先着順の場合がある。
特に③を意識して履修登録期間初日にやることをオススメします。
私は毎回、履修登録期間初日の日付が変わったタイミングで夜中に1時間程度、履修登録作業をしていました。
教養科目を1年生の段階で少し余分に取り切る
1年生は専門科目が少ないため、教養科目がメインになるとは思いますが、教養科目を少し多めにとって今後の負担を楽にしていくといいでしょう。
2年生からは専門科目で忙しくなるのに教養科目もまだ終わってない…というのはすごくハードです。
専門科目は尋常ではない課題の量や勉強量が課されるため、1年生のうちに教養科目をクリアしていくのが賢明です。
教養科目を少し多めにとるメリットは、以下の通りです。
②人気の講義に抽選落ちしても他の講義を聴講して単位数をプラマイゼロにできる。
③初めての履修で単位の計算ミスをしていても、多めに単位を取得していると被害を減らすことができる。
④余分に取った単位は自由科目に回すことができる。
時間割を作る段階では特に②を意識して2つほど余分にコマを埋める認識で大丈夫です。
もし全て履修できるようになった場合でも余分に取ったコマが2つなら負担が少ないので。
2つ余分に取得していった場合、2学期制では計4つ、4学期制では計8つの保険単位をとることができるでしょう。
この数は今後の単位計算で大いに助かると思います。
卒業要件を満たす時間割づくりを考えることが最優先
ついつい興味のある科目を余分にとる方、専攻以外の資格も欲しくて科目を広く取ろうとしている方がいますが、まずは卒業を意識しましょう。
卒業に必要な科目を取り切れると確信した、大体のプランが練りあがった時に初めて他学部の授業を取ることを考えていきます。
卒業できないとまず資格すらもらえませんからね。
資格を取得するための履修はこちらの記事を参考にしてください。
長期休みの時に単位数の見直しをすること
大学の長期休みは1か月~2か月程度あります。
その間に履修登録があるので、履修登録期間前に卒業までの時間割について見直しをしましょう。
大学生活に大分慣れたころですので特に1年生は一度見直す必要があります。
具体的な見直しは以下の通りです。
・履修する講義の数は適切だったかどうか。
・計画したプランで卒業まで無理なく履修できるかどうか。
見直しが終わったら時間割の調整をメモに残しておき、履修登録期間が始まったら初日に履修登録していきましょう。
ここら辺で資格取得のための履修プランを追加してもいいと思います。
1年生の夏に4年分の時間割を完成させてしまおう
一度履修登録を体験すると、なんとなく履修登録について感覚がつかめてくると思います。
なので、時間に余裕のある夏休み期間を使って、4年分の時間割を大体作っておくといいでしょう。
その理由は以下の通り。
・卒業できる時間割をあらかじめ作っておけば、急な変更にも4年分を簡単に変更できるから。
・4年間の空きコマが分かるため、空いたところに資格用の科目を入れることができるから。
授業を行う担当の先生が退職などをしない限りは、基本的に同じ曜日や時間に授業が行われていきます。
なので、1年生の時にもらった授業科目一覧表やシラバスを参考に、大体の時間割を考えておくことが可能です。
コツをつかんで履修登録戦争に勝とう!
時間割作りはコツさえ分かれば簡単にできるものです。
ですが、本当にその時間割でいいのか不安になりますよね。
今回の記事を参考に、履修登録のコツを確認し、ゆっくり確実に履修登録ができるようになっていきましょう!
しかし、履修登録をしても人気の講義を選んでしまうと、抽選によって授業を受ける権利すらなくなってしまうことも。
その対策はこちらにまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
・苦しくない時間割を作るコツは、シラバスを読み込むこと。
・授業を入れ過ぎたり、空けすぎたりしない。
・履修登録は期間初日に始める。
・教養科目は、1年生のうちに少し余分に取り切る。
・卒業要件を満たす時間割づくりを考えることが最優先
・長期休みの時に単位数の見直し、1年生の夏に4年間の時間割を考えること。
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それでは。